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1/100人のマネージングリーダーになる The Excellent Managerコラム

2020.3.12

「自責」は気高い!

マネージャーとして成功するためには、日常から様々なスキルを効果的に使っていく必要があります。「効果的」の意味合いは「自然に使えてる」ということです。そうなるためには「基本的な能力」を上げていかなくてはなりませんが、先ず、その第一歩で絶対に外せない能力が「自責マインド」です。これがピープルマネジメント力を高める全ての出発点となります。

自責マインドとは
ひとことで言うと「全ては自分のせいと考える」ということです。今、自分や自分の周りに起きていることは、過去に自分の取ってきた言動や判断が引き起こしている、というとてもシンプルな考え方です。

将来における決定的な差
例えば、ミーティングにおいて「何か僅かに違和感」を感じていたが、特にコメントせず物事が決まって、それが後になって問題を引き起こしたというケースがあったとします。その際に自分事としてどのように捉えるか?が重要になってきます。「自分に責任はない」と思い、自分の中で処理したとしても別に誰からも責められることはないでしょう。しかし、そこを敢えて「自分は漠然とでも違和感を持っていたのだから声を発すべきだった」と考えることで、反省が出てきます。反省があれば「今度から声を出そう」となります。そうすれば、今後同じシチュエーションでのリスクを回避できる確率が上がるということです。これはあくまで小さな一例すが、あらゆる場面で「自責マインド」を高めることで、先々のビジネスの成功確率が上がります。長い目で見れば普通の感覚の人との差は決定的となります。

より冷静になる、より動じなくなる
「自責マインド」を訓練していると、周りから見ようによっては「弱腰」に写ることもあると思います。しかし一方では「潔く」も見られています。プラマイゼロという考え方もできますが、「習慣化」されて以降の効果を思えば周りからの見え方など「どうでもいいこと」なのです。そうは言っても「やはり気になる」という方は、やってみたら良くわかるのですが、「自分は高みを目指して訓練中だ!」と客観的に自分を認識できますので、そうすると何故か冷静さが増し、動じなくなりますから安心してください。

自責は気高い
「自分のせいにする」ということは、実は勇気のいることです。世の殆どの人は、周りの目から見て逃げられない状態以外は「自分のせいではない」ことにしようと頭の中で理屈を探し、自分に思い込ませ、自分の心を守ろうとしています。それは本能的なものでしょうから仕方のないことだとも思います。それでもその他で頑張ればそこそこのマネージャーにはなれるはずです。何故なら殆どのマネージャーがそうだからです。自責マインドは自分を卑下するものではなく、むしろ気高く生きることです。そして、もし皆さんが突き抜けた1/100のマネージャーになると決めたのであれば、人と同じことをやり、同じレベルに居続けることを良しとせず、自ら勇気を持って一歩を踏み出すことをお勧めします。私も心から応援します。

追記
とはいえ、あまりストイックにやり過ぎて心折れそうになった時は「まあこんなもんだ」というような、身も蓋もない気軽さも大事です。少しづつの自分の成長の変化を楽しんでいただければと思います。

エクセレントマネジメントワークス 原田 貴之