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1/100人のマネージングリーダーになる The Excellent Managerコラム

2020.3.9

メンバーの実行力を上げたい!

この問題もマネージャーの方からよく受ける相談のひとつです。
ということで、今回は「メンバーの実行力を上げるには」ということについて考えてみます。

マネージャーの心情
これについてマネージャーの(メンバーに対する)思いとしては、会社から給料を貰っているのであれば、その対価としてそれ相応の成果を出すことは当然だし、成果を出すために実行力を高めて活動を強化していくことは当たり前のことで、それが不十分ということはそもそもあり得ない、という考えだと思います。

メンバーの心情
対してメンバーの思いとしては、「それはわかっている」「十分努力もしている」成果がいまいちなのは会社やチームの目標設定が誤っているか、方針や戦略が悪いためであり、それを棚に上げてメンバーの実行力のせいにするなど到底納得のいかない話で、その程度のこともわからないマネージャーは逆にどうなんですか?ということではないでしょうか。

一般的なマネージャーの対応
かなりのGapというか180°違うようで、この状態の両者を近づけることは大変ですが、こういったケースは特別なことではなく普通によくある問題です。一般的にこういった状況でなされていることは「マネージャーが強権を発動して無理矢理やらせている」もしくは「曖昧にして放置されている」ことが多いように思います。

改善のためにマネージャーが取りうる2つの方向性
では、改善の方向性について話しを進めてみます。
マネージャーが取りうる策として、大きく2つの方向性があると思います。
ひとつは、王道といいますか、「メンバーの責任感を刺激していく」ことです。簡単にいえば「給料貰っているのだからその分しっかり仕事しよう」ということですね。
もうひとつは、メンバー自ら「もっと動きたい」と思って動きを活発化していく方向に導くことです。
私の考えとしては「責任感の刺激」だけでは不十分で、「自らの考えで動く」を同時に促していく必要があると思っています。

原因の洗い出し
先ず、「責任感の刺激」を進めていく上で、マネージャーの期待と現状にGapがありますのでその原因について考えてみます。
考えられることとしては、
・メンバーにマネージャーの期待値が伝わっていない
・メンバーがネージャーを信頼していない
・メンバーが方針-戦略に納得していない
・メンバーのモチベーションが下がってる(理由は様々)
・メンバーの能力が伴わない
というところでしょうか。ひとつというより複合的なものだと思います。
能力的な問題を除けば、マネージャーが熱を入れて日常的に取り組まなくてはならないことですよね。

「自らの考えで動く」についての問題点は、
・やるべき仕事と会社やチームへの貢献が結びついていない
・自らの将来像が描けていない
・仕事を通じた成長が自らの将来と結びついていない
ということがあると思います。

総じてマネージャーがやるべきこと
マネージャーとしてGapの原因をひとつひとつ解消していく取り組みが必要ですが、やるべきことをひと言でいえば「エンゲージメントを高める」に尽きるということになります。エンゲージメントを高める基本は、「信頼関係の構築」と「自己実現欲求の顕在化」及び「日常的な承認」です。
それぞれには必要なスキルがあり、そのスキルを効果的に実践導入するために「基本的な能力の習慣化」を身につけなければなりません。

エクセレントマネージャーワークショップやビジネスメンターでは、マネージャーの皆さんが抱える様々な問題に対して、ディスカッションを中心に本質的な課題を特定し、必要なマネジメントスキルを現場で効果的に使っていくために、必要な基本能力を身につける練習方法を一緒に開発していくことを主眼においています。
ご興味ありましたらお気軽にお問い合わせいただけたらと思います。

エクセレントマネジメントワークス 原田 貴之